【危険】屋外に潜むリスクと室内飼いのススメ

基本

皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。

このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。

みなさんは猫ちゃん室内、屋外のどちらで飼育していますか?
基本室内飼いだけれども、外にも自由に出入りさせているというご家庭もあるかと思います。

猫ちゃんが外に出られないこと「虐待だ!」とか、「かわいそうだ…!」と捉える方もいます。
果たしてそれは正しいのでしょうか?
今回は、外飼い猫(屋外で過ごす猫)の危険性についてご説明させていただきます。

他の猫や動物との接触のおそれ

怪我や病気のリスク

猫は縄張り意識が強いため、外に出てしまうと猫同士の縄張り争いで喧嘩になることもあります。
喧嘩での怪我や、他の野良猫と接触することで病気を移されてしまう可能性もあります。

望まない妊娠のリスク

去勢・避妊手術をしていない場合は、むやみに子猫を増やしてしまうことになります。
猫は本能で繁殖を行うため、自らの意思で繁殖をコントロールできません。

計算上では、1匹のメス猫が1年後には20頭以上の子猫を増やし、2年後には80頭以上、そして3年後にはなんと2,000頭以上になってしまいます。

室内飼いをしていたとしても、去勢・避妊手術をしていなければ、脱走した場合などに外で妊娠させたり妊娠して帰ってきてしまうかもしれません。

去勢・避妊手術をしてあげることで飼い主側にもメリットになることが多いです。
発情期の大きな鳴き声や、粗相などの困った行動がなくなったり、メスは子宮や卵巣、オスは前立腺や精巣などの病気のリスクが少なくなります。
迎え入れた猫ちゃんは責任を持って去勢・避妊手術をしてあげましょう。

他人の家に侵入してしまう

猫ちゃんが屋外に出ると他人の家の敷地に侵入してしまう可能性があります。
他人の家に迷い込んでしまうと、どこの誰の猫なのか分かりせん。

優しい方ばかりではないため、猫嫌い方だと虐待をされてしまったり、保健所に連れて行かれる可能性もあります。

室内飼いの猫の平均寿命が約15歳なのに対して、野良猫の平均寿命が3~4歳くらいと言われているのも、それだけ外の環境が厳しいからだと言えるでしょう。

完全室内飼い

完全室内飼いでも猫らしく暮らしていくことは可能です。
ワンルームなどの狭い部屋でも、キャットタワーや猫じゃらしでストレス運動不足解消することができます。

安心・安全な場所でなら、野良猫よりも長く健康的に生きられます。
全ては飼い主の工夫と努力次第です。

最後に

想像してみてください。
ある日、突然大切な猫ちゃんが外に出かけたまま帰ってこなくなったら…
飼うと決めたそのときから、猫ちゃんの一生は飼い主さんの手に委ねられます

万が一、脱走などで外に出てしまったときの対策や、迷子札マイクロチップの装着もしておきましょう。

ロビン
ロビン

猫ちゃんを飼いたいなと思っているあなたへ…。

飼い主のいない野良猫の繁殖に伴う苦情や殺処分を減らすため、各地域で野良猫の保護や去勢・避妊手術の里親さん探しなどをしている動物愛護団体があります。
猫ちゃんとの暮らしを考える際は、そのような団体などから迎え入れる方法があります。
ぜひ”保護猫を受け入れる”という選択肢も考えてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はさまざまななリスクから猫ちゃんを守るため、室内飼いのススメとして外飼いのリスクについてご説明させていただきました。

人間よりも猫ちゃんの一生はずっと短いものです。
大切な時間をできるだけ長く一緒に過ごせるよう、猫ちゃんは室内で飼うようにお願いします。
猫ちゃんの「完全室内飼いはかわいそう…」という意見や、外に出たがる猫ちゃんの話もよく聞きます。
みなさんのお考えを動画のコメントなどでぜひお聞かせください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

↑こちらの動画の序盤は物語形式になっています♩

タイトルとURLをコピーしました