皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。
皆さんのお家の猫ちゃんは普段どこで寝ていますか?
実は、猫ちゃんが普段寝る場所には、その子の性格や気分、飼い主への信頼度が現れているんです!
今回は、寝る場所で分かる飼い主への気持ちについてご紹介していきます♫
一緒に寝る位置
枕元・顔付近

猫ちゃんは本来とても警戒心が強い性格です。
そんな猫ちゃんが、飼い主の枕元や顔のすぐ近くで寝ることは特別なことです。
「この人は絶対に安全」「一緒にいると心から安心できる」と感じている証拠なのです。
顔にぴったり
一般的には飼い主の顔から遠い位置で寝るほど心の距離も遠いと言われます。
顔にぴったり寄り添って寝るのは、猫ちゃんにとって最大級の信頼と愛情の表現だと考えて良いでしょう♪
また、猫ちゃん同士は信頼の証として鼻をくっつけ合う習性があります。
飼い主の顔の近くに来て鼻を近づけてくる行動や、匂いを嗅ぐ、頭突きをしてくるなどの仕草を見せる場合は、「一緒にいたい」「安心させてほしい」という甘えの気持ちが込められています。
猫ちゃんのぬくもりを感じながら、優しく声をかけてあげてくださいね♬
お尻を向ける
さらに、猫ちゃんは寝るときに飼い主にお尻を向けた体勢で添い寝をする場合もあります。
これも実は深い信頼のサインになります。
敵に背を向けることは非常にリスクのある行為なので、お尻・背中を向けて寝るというのは飼い主に対して完全に心を許している証でもあります。
布団の中

布団の中に潜り込んでくる姿を見たことはありませんか?
飼い主の布団の中に潜って寝ることは、飼い主との強い信頼関係があってこそできる行動なんです!
もちろん布団の中はフカフカで温かく、寒い季節にはぴったりの寝床で安心感があります。
でも、それ以上にわざわざ飼い主の布団の中に潜り込んで眠るのは、大好きな飼い主と一緒にいたいという気持ちの表れです♪
大好きな飼い主の体温を感じながら眠る時間は猫ちゃんにとって最高の幸せで、布団の中はぬくもりと愛情が溢れる最高の寝床なのです。
人懐っぽくて大らかな性格の猫ちゃんほど、布団に入ってくる行動を取ることが多い傾向があります。
自分の甘えたい気持ちを素直に出せるというのはそれだけ心を許しているサインなのかもしれませんね♬
しかし、10匹多頭飼い中の我が家では、どの猫ちゃんもほとんど布団の中に入ってくることはありません。
私が寝返りが多い寝方をするからだと思っています…(笑)
布団の上

普段から膝の上に乗ったり、頭を撫でてもらうのが好きな甘えんぼうな性格の猫ちゃんほど布団の上はお気に入りのくつろぎスペースになりやすいです。
布団の感触に癒されながら、まるで飼い主の膝の上にいるような安心感を味わっているのです。
布団の上は人が寝返りを打ったり、動いたりするため猫ちゃんにとっては必ずしも安定した場所ではありません。
それでもあえてそこを選んで一緒に寝るというのは、「この人のそばなら何があっても大丈夫」と感じている証拠です。
わずかな揺れや動きも気にせず、身を預けられるのは強い信頼があってこそです♩
大切な飼い主さんを「布団の上から見守りたい」という気持ちも込められています。
眠る飼い主さんのそばでそっと寄り添う姿は、小さなボディガードのようですね♪
猫ちゃんからの愛情表現を素直に受け取り、ゆっくりとした時間を一緒に過ごしてあげてください。
足元

飼い主の足元で寝る行動には、猫ちゃんならではの絶妙な距離感のバランスが表れています。
足元に寝る子は、甘えたいけどべったりするのはちょっと苦手…というツンデレな性格の子に多い傾向があります。
飼い主のことは好きで安心できるけれど、自分のペースや空間はしっかり保っていたい…。
そのような猫ちゃんなりの思いが込められているのです。
それでも、同じ布団で一緒に寝ているということは、「ここは安全」「この人と一緒なら大丈夫」と思えているからこそです。
本当に警戒している相手にはそもそも近づこうともしません。
同じ布団で寝ようともしません。
猫ちゃんが足元にそっと寄り添って眠る姿は、控えめでもたしかな信頼の証なのです。
そのような控えめで繊細な性格の猫ちゃんには、毎日の優しい声かけやスキンシップを重ねていくことで、いつか飼い主の腕の中で眠ってくれる日が来るかもしれません♫
布団の外や離れた場所

猫ちゃんが少し離れた場所で寝ていると、「私のこと嫌いなのかな…」「信頼されていないのかな…」などと不安になってしまう方もいるかもしれません。
でも、実はそれは猫ちゃんの性格や気分、本能によるものであるため、必ずしも信頼関係が薄いというわけではありません。
猫ちゃんは自分のパーソナルスペースを大切にするため、「ひとりで落ち着きたいな…」「今日は静かに眠りたいな」と思う日もあるのです。
また、布団の外や少し距離のある場所は、猫ちゃんにとっては見通しが良く、気配を感じ取りやすく、大切な飼い主を見守るポジションでもあります。
その他の理由としては、過去に布団の中で押しつぶされそうになった根返りで驚いた経験などのトラウマがあることも考えられます。
そのような猫ちゃんでも、気分が向いたときにふと近づいてきてくれる瞬間があります。
そっと受け入れて優しく声をかけてあげてくださいね♫
一緒に寝るときの注意点

添い寝で注意することは、飼い主の寝返りなどで押し潰さないよう十分注意が必要です。
特に子猫やシニア猫は体が弱く、思わぬ怪我の原因になるため、身体がしっかり成長してから一緒に寝るようにしましょう。
また、寝室内にある携帯電話の電源コードなどをかじってしまうと感電や火災の原因になるおそれがあります。
家庭内には猫ちゃんにとって危険なものが意外と多いです。
就寝前には特に気をつけて環境を整えましょう。
こまめなブラッシングなどの衛生管理を行うことで、猫ちゃん自身の健康はもちろんのこと、飼い主のアレルギーや皮膚トラブルの予防にもつながります◎
爪のケアも忘れずに行いましょう。
引っ掻かれたりして怪我をしたり、布団が家具が傷つくのを防ぎましょう。
猫ちゃんはトイレに行けないと布団におしっこをしてしまうことがあります。
トイレの位置を見直したり、寝室のドアを締めきらないことや、防水ベッドカバーを使うなどの対策も必要です。
防水ベッドカバー
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、寝る場所で分かる飼い主への気持ちについてご紹介しました♩
猫ちゃんがどのような場所でどんな風に寝ているかを観察してみると、その子の心の中がちょっとだけ見えてくるかもしれません。
みなさんのご家庭の猫ちゃんがお気に入りの場所があれば、ぜひ動画のコメントで教えてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!