皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。
あなたのお家は猫ちゃんにとって安全ですか?
今回は、猫ちゃんが安心して暮らしていくために、どのようなことに注意すれば良いかをまとめました。
これから猫ちゃんをお迎えする方にとっても大切なお話になりますので、ぜひ最後までお読みください♪
猫が住みやすい環境に大切な3つこと
大切なポイントは以下の3つです。
- 猫目線になること
- 猫が持つ本来の能力を発揮させてあげること
- 健康やストレスにも気を遣ってあげること
あなたのお家の環境をいま一度、猫ちゃんの目線になって考えてみてください♩
家の中の危険な箇所チェック5選
1.小物・お菓子・ヒモ
お菓子や小さなアクセサリー類、ビニール袋などを出しっぱなしにしていませんか??
猫ちゃんは遊びの達人なので、出しっぱなしのものをおもちゃと勘違いして遊んでしまいます。
また、蓋のないゴミ箱などは中身を出して遊んでしまう可能性があります。
ボロボロにされるだけでなく、最悪の場合は誤飲してしまう可能性があります。
猫ちゃんが間違えて誤飲してしまいそうな小物、猫ちゃんの気を引きやすいカシャカシャと音がするビニール袋などはきちんと片付けるようにしましょう。
2.家電のコード・コンロ
家電のコードやガスコンロなどにも注意が必要です。
コードのような長くて噛み心地の良いものは、猫ちゃんのおもちゃになる場合があります。
コードを噛みちぎってしまうと感電する危険があります。
実際にあった事件では、家電に粗相をしてしまい家電が損傷してしまう事件や、猫ちゃんがガスコンロの点火ボタンに触れ、ガスコンロの周辺が焼損するなどの事件が発生しています。
好奇心大勢な猫ちゃんは家の中のあらゆるものに興味津々なため、身の危険につながります
悲しい事故にはならないように、コードにカバーをしたり、不在時はコード自体を抜いてガスの元栓は閉めるなどの安全対策を行いましょう。
モフモフプッシュ
独立行政法人製品評価技術基盤機構は3月28日にペットがコンロのスイッチを押してしまう行為を”モフモフプッシュ”と名付けました。
名前はとても可愛いですが、室内飼いの猫や犬などが起こした火災事故は2022年度までのの10年間で54件だったそうで、注意換気をするために名付けたそうです。
3.お風呂
猫ちゃんは水が大好きです。
お風呂の水を抜かずにそのままにしていると、水を観察に来た猫ちゃんが滑って溺れる可能性があります。
また、お風呂の床の水なども舐めたりするので、シャンプー類を流した水を舐めてしまわないかも心配です。
我が家では浴槽に蓋をしていても、その上に猫ちゃんが乗ってきて蓋が外れてしまい、湯舟に落ちてしまうという事件がありました。
お風呂に誰も入っていないときや外出時は、お風呂の扉を完全に締め切るなど、猫ちゃんが入れないようにしましょう。
4.ドア・窓・玄関
猫ちゃんをお迎えするにあたり”脱走対策”は重要です。
外の世界に興味津々な猫ちゃんは気づかないうちにドアや窓を開けて脱走してしまうことがあります。
猫用網戸や窓のストッパーなどもあります。
ドアには脱走防止柵などを取り付けておくと安心です。
1番出入りの多い玄関は重点的に脱走対策をしておくことが大切です!
5.植物・人間の食べ物
猫ちゃんに危険な植物や人間の食べ物はたくさんあります。
猫にとって危険なものについてはこちらの動画をご覧ください。
中には猫ちゃんが中毒を起こしてしまったりするものがあります。
最悪の場合、死んでしまう可能性もあるので猫ちゃんと暮らす場合はしっかり知識を持っておきましょう。
猫が快適な環境づくり4つのポイント
お部屋
高さが大事
猫ちゃんにとって重要なのは部屋の広さより高さです。
猫ちゃんは飛躍に秀でた動物であるため、その能力を発揮させるために上下運動ができる環境を作ってあげましょう。
高所は襲われる心配がなく、周囲の観察もできるため猫ちゃんは本能的に好む傾向があります。
広さに関しては、キャットタワーや猫用トイレなどを設置しても人間が生活できる広さであれば問題ありません。
キャットタワーが設置できない場合
キャットタワーが設置できない場合は、家具などで段差をつけて登り降りしやすい状態にしてあげると良いです◎
猫ちゃんが登り降りしても安全かどうかなどはしっかりチェックしましょう。
賃貸マンションでも設置可能なキャットウォークなどもあります。
室内で暮らす猫には刺激が不足しがちなので、外が眺められる場所に用意してあげると良いでしょう。
トイレ
猫ちゃんの排尿排便の管理は健康管理のためには欠かせないものになります。
猫目線であれば人目に触れない静かな場所で用を足したいところではありますが、普段生活するリビングなどに置いておくことで排泄にかかる時間や排泄物をすぐ確認することができ、猫ちゃんのちょっとした体調の変化などに気づくことができます。
猫の数に対してトイレの数は+1個と言われています。
1つはリビングなどに置いておいた方が良いでしょう。
ただ、猫ちゃんは綺麗好きなのでトイレの近くでの食事は好まず、ストレスになってしまいます。
できるだけ食器や給水機の場所はトイレから離してあげましょう。
うんちの処理も見つけたら早めにしてあげましょう。
爪とぎ
猫ちゃんはトイレをした後に爪とぎをすることが多く、ストレス解消や、かまって欲しいときに爪研ぎをすることがあります。
爪とぎの場所はトイレの近くに置いてあげると良いでしょう。
そして、爪研ぎは最低でも2つ用意してあげましょう!
そうすることによって、家の家具などで爪とぎをしてしまうことも防げます。
家での爪とぎ対策については是非こちらの動画もご覧ください♩
温度管理
快適な温度&湿度
猫ちゃんたちが快適に感じる室温は、1年を通して約20℃~25℃前後と言われています。
湿度に関しては30%~60%を保つようにしましょう。
この範囲から外れると、猫ちゃんは食欲が減ってしまったり過食になってしまったりと体調にも変化が起きてしまうため注意しましょう。
冷房に注意!
冷房の冷たい空気は足元に降りて溜まってくるため、人間の足元の高さで生活する猫は冷房の設定温度に比べて寒さを感じる可能性が高いので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私たち人間にとって安全なものでも、猫ちゃんにとって非常に危険なものやストレスの原因になるものが意外と身近に潜んでいます。
今回ご紹介した意外にも、みなさんが猫ちゃんとの暮らしで気をつけていることがあればぜひコメントなどで教えてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!