【危険】猫に絶対にやってはいけないこと7選

ノウハウ

現在10匹の猫ちゃんと暮らしている、元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。

このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。

今回の記事は、猫に絶対にやってはいけないこと7選です。
自分は愛情を注いでいると思っていても、実は猫ちゃんにとってはトラウマになってしまったり、危険な行為になってしまっている場合があります。
この記事を読んでチェックしてみてくださいね!

1.猫に手遊びを教える

好奇心旺盛な猫ちゃん

レーザーポインターや洋服の紐など、猫ちゃんは狩猟本能があり、目の前に動くものがあると追いかけるのが大好きです。
ただ、猫ちゃんと遊ぶ時に飼主さんが自分の手や指を使うのはNG行動です。

特に子猫のうちは何にでも興味津々なので、飼主さんの手や指でもよく遊んでくれて嬉しくなってしまいます。
子猫のうちは手を捕まえて爪を出されたり噛まれてもさほど痛くないのですが、成猫になって噛まれるのはとても痛いです。
また、猫の口内にある常在菌は人間にとって非常に危険な菌と言われています。
猫に噛まれた傷が原因で呼吸困難になったり、場合によって命の危険につながる場合があります。

手遊びの対処法

我が家でも子猫の時に手遊びを覚えてしまった猫ちゃんがいました。
手に苦い薬を塗ってみたところ、驚いてそれ以降は手で遊ばなくなりました。
お互いに嫌な思いはしたくないので、猫ちゃんと遊ぶときはおもちゃなどを使って遊んであげるようにしましょう!

2.糸や紐で遊ばせる

誤飲の危険性が高い

猫ちゃんはゆらゆらと動くものが何でもおもちゃになってしまい、電気の紐やパーカーの紐などでよく遊びます。
ただ、細い紐は誤飲する可能性が高く、線状異物による腸閉塞などを引き起こす可能性があります。
線状異物による腸閉塞とは、腸内に糸が停滞したり、絡まったりして腸の一部が壊死してしまう状態のことです。
腸の一部が壊死してしまうと開腹手術をしなくてはならない場合もあります。

紐の細いおもちゃなどはすぐにちぎってしまうので、猫カフェでは貸出し用のおもちゃとしては使用しないようにしていました。

安全なおもちゃの選択

紐系やヒラヒラ系のおもちゃを使用したい場合は、食いちぎられないようなおもちゃを選択しましょう
また、おもちゃで遊ぶ際はしっかり見守りをし、遊び終わった後は収納しましょう。
誤飲の恐れがあるおもちゃは猫ちゃんが届かないような場所においてあげることが大切です。

3.猫にしつこくせまる

猫ちゃんは自由気ままな生物なので注目されるのが嬉しい気分のときとそうでない気分のときがあります。

可愛いいのでしつこくなってしまう気持ちは分かりますが・・・
飼い主さんは猫ちゃんの気持ちを尊重し、本人の意思に反して抱っこをするなど無理に迫ってはいけません!

また、嫌がっているのに追いかけて捕まえようとすることは絶対にやめましょう。
猫にその気がないときにしつこく遊ぼうとしたり、抱っこしようとすることはストレスになるということを理解しておきましょう。

4.家に危険な植物を持ち込む

猫は植物の毒素を分解する能力が低いため、無害な植物の方が少ないです。
例えば、ユリの花はどこか一部でも食べてしまうと腎機能障害を起こし、最悪の場合は命を落としてしまう場合があります。

↓猫ちゃんに危険な花についてはこちらの記事にまとめています。

5.猫に直接罰を与える

むやみに怒らない

猫ちゃんを叩いたり怒鳴ったりしても、なぜ人間がその行為をしたのか理解できません。
それだけではなく大きな声や手をあげる飼主さんを嫌ってしまい、近寄らないようになってしまいます。
大切なのは、猫ちゃんが問題行動をとらないような環境を作ってあげることが飼主側の役割ということです。
飼い主にとって好ましくないと思う行為でも、イタズラをしようと思っているわけではなく、猫ちゃんにとって健全な行動であるケースもあります。

例①

例えば、猫ちゃんは高いところが好きなのでキッチンのカウンターや食卓に頻繁に飛び乗ってしまうことがあります。
そのような場合、キャットタワーを用意してあげることで改善することがあります。
また、しつこくテーブルから降ろしてあげるなど学習させるようにしましょう。
すぐには治らないとは思いますが罰を与えるのではなく、飼い主さんが環境や行動を変えて改善しましょう。

例②

例えば、家具で爪研ぎをする困りごとは、猫ちゃんの好みの爪研ぎを見つけてあげることで改善することもあります。

↓猫ちゃんに危険な花についてはこちらの記事にまとめています。

猫ちゃんの本能的な行為をやめさせようとしても無理なので、飼い主さんによる環境づくりが大切です。

6.猫の行動の変化を見逃す

猫ちゃんは基本的に体調不良を隠す動物と言われているので、飼い主でも体調不良に気づくのは難しいです。

普段と変わらないように見えて、実は小さな行動が変化しています。

  • ご飯を食べない。
  • 人前に出てこない。
  • 高いところに登らない。
  • 攻撃的になる。
  • トイレの時間が長い。
  • トイレに行く回数が多い。
  • 水を飲む回数が多い。
  • 吐き戻しの頻度が多い。
  • 行動量がいつもより少なく感じる。

など、多くのサインがあります。

    猫ちゃんと暮らしていく以上しっかり観察してあげることが飼主の役目です。
    異変に気づいたらかかりつけの獣医さんにすぐ相談することが大切です。

    7.長時間猫を一人にする

    猫ちゃんは基本的に1人でお留守番していても寂しさを感じにくいと言われています。
    そのため、最近は1人暮らしなどでも猫ちゃんを飼いたいと思う人も多いようです。

    ただ、一般的には犬より自立しているとはいえ、孤独を好むタイプでもないです。
    十分なフードと水を置いておけば数日放っておいても猫ちゃんなら大丈夫・・・!と考えている人もいます。
    実際は少なくとも24時間ごとに猫ちゃんの状態は確認しておくべきです。
    しばらく家を開ける際は、友人や家族、ペットシッターなどにお願いするといった方法も考えておく必要があります。

    まとめ

    猫に絶対にやってはいけないこと7選はいかがでしたでしょうか?
    無意識のうちにやっていることはありませんでしたか??

    最後までお読みいただきありがとうございました!
    動画はこちらです↓

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