現在10匹の猫ちゃんと暮らす、元・猫カフェオーナーによるお世話ブログです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、自宅や猫カフェで実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介しています。
今回は、猫ちゃんの換毛期についてです✂
換毛期の猫にファーミネーターの使いすぎや間違った方法で、猫の皮膚や毛を傷めてしまうことも…🙀
ファーミネーターの偽物にだまされない選び方と、正しい使い方をわかりやすく解説します!
知らないと損!ファーミネーター🐈✂

ファーミネーターは猫ちゃんにとっても、飼い主さんにとっても役立つ魔法のツールのようなものです🧙
ファーミネーターは単なる掃除道具ではなく、大きな健康メリットがあります!
単なる掃除ではない
被毛の構造
なぜ普通のブラシでは意味がないのか?
なぜ毎日ブラッシングしても毛が減らないのか?
その答えは猫ちゃんの被毛の構造にあります。
例えば、ラグドール、ノルウェージャン、メインクーン、そして雑種の子・・・
多くの猫の被毛は、
外側の固めの毛(トップコート)と内側のフワフワ毛(アンダーコート)
この2層構造(ダブルコート)を持っています。
驚くべきことに、私たちが日々悩まされている抜け毛の約8割はこの内側のアンダーコートなんです!
普通のブラシでは意味がない
アンダーコートの量を数で表すとトップコートの5倍~20 倍にもなります。
季節の変わり目にはこれが一気に抜け落ちるわけです🐈💦
一般的なスリッカーブラシやコームはこのトップコートの表面を撫でているだけで、内側で抜け落ちて止まっているアンダーコートほぼ手つかずのままなんです。
このアンダーコートのケアを怠ると健康にも影響を及ぼします。
熱中症のリスク
猫は全身の毛で覆われているため、ただでさえ熱がこもりやすいです。
抜けたアンダーコートが内側に溜まったままだと、通気性が一気に悪化します。夏場にこの状態になっていると、命にも関わる熱中症のリスクが高く非常に危険です。
毛球症のリスク
2つ目は毛球症、つまりヘアボールの問題です。
猫は毛づくろいで抜けた毛をどんどん飲み込みます。
アンダーコートが大量に残っていれば、それだけ飲み込む量も増えてしまいます。
胃の中で毛が固まり吐き戻したり、最悪の場合は手術が必要になるケースもあります。
皮膚トラブル
通気性が悪くなった被毛の内側は、蒸れて雑菌が繁殖しやすく皮膚トラブルが起こりやすい環境になっています。
後悔する使い方
まず、大前提としてファーミネーターはシングルコートの子には使えません🐈✂
※シングルコートの例・・・シャム、シンプーラ、オリエンタルショートヘアなど。
ダブルコートかシングルコートか不明な場合は、被毛をかき分けて内側にフワフワの綿毛があるかチェックしてみてください。
どちらかの判別が不安な場合は獣医さんかトリマーさんに相談をしてください。
ファーミネーターを使用するにあたり、絶対に守ってほしい鉄則を5つお伝えします。
NG①濡れた状態で使用する
濡れた状態でファーミネーターを使うのは絶対にダメです。
被毛が濡れているとエッジが引っかかり皮膚を痛めます。
必ず完全に乾いた状態で使ってください。
NG②もつれたまま使用する
被毛がもつれたまま、いきなりファーミネーターを使うのもやめてください。
毛玉や絡まりがある状態でファーミネーターを入れると、皮膚ごと引っ張ることになり危険です。
先にコームやスリッカーでもつれを解いておきましょう。
ただ、フェルト状になった小さい毛玉の場合、もしくは細長く毛玉になっている場合は、ファーミネーターでそのまま簡単に取れることもあります💡
我が家では小さな毛玉取りのためにファーミネーターが活躍しています😼
NG③力の入れすぎ
ファーミネーターに力はいりません。
力を入れてゴシゴシするのは危険です。
毛の流れに沿って撫でるように滑らせるだけで十分です。
ゴリゴリ力を入れて使用すると、皮膚や脱毛の原因になります。
NG④皮膚が薄い部位
骨の上や顔回りを攻める背骨、足、お腹など骨が当たる部分、そして顔や耳の周りは避けてください。
皮膚が薄い部位は特に慎重に使用しましょう。
NG⑤やりすぎる
毛が取れるのが楽しくなってくると、ついつい長時間やりがちですが、これが最も危険です。
ファーミネーターの目安は、大型の猫だと週1~2回・1回あたり5~10分程度。
小型の猫や子猫は皮膚が薄いため、週1~2回・1回3~5分まで。
模倣品との見分け方
現在、ネット通販を中心に精巧な模倣品が大量に出回っています。
安いからという理由で偽物を買うのは節約にはなりません。
模倣品のエッジは加工が荒く、皮膚を切ってしまう事例も報告されています。
猫ちゃんの皮膚を傷つけるリスクを自ら買うことと同じなんです。
見分けるポイントをご説明していきます。
見分けるポイント①
《グリップの滑り止め突起》

正規品は突器が端までびっしり並んでいます。
模倣品は端の手前で突器が途切れていることが多いです。
見分けるポイント②
《ファリジェクターボタン》・・・溜まった毛をワンプッシュで落とすボタン
正規品は動きがスムーズですが、模倣品は動きがカクカクしていてすぐに詰まってしまいます。
見分けるポイント③
《シリアルナンバー》

正規品には、ステンレスエッジの右側に固有の番号が刻印されています。
見分けるポイント④
《グリップ内部の芯》
正規品はグリップ内部に金属の芯が入っていて丈夫ですが、模倣品はゴムだけなので、少し力を入れるとグリップが折れてしまいます。
購入するなら正規代理店の「スペクトラムブランズジャパン」経由の商品を強くおススメします!
Amazonや楽天でも必ず販売元を確認してくださいね。
正しい道具を選ぶこと、それが飼い主としての一番誠実な愛情表現だと私は思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
換毛期の猫に便利なファーミネーター🐈
偽物にだまされない選び方と、正しい使い方を解説しました。
正しい道具を選び、正しい使い方で猫ちゃんの健康を守り、快適に過ごしましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました!

