皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。
みなさんはどれほどの幸福度を感じているでしょうか?
猫ちゃんと暮らしている方は、仕事や学校から疲れて帰ってきても猫ちゃんの顔を見ただけで疲れを忘れてしまうという方もいるのではないでしょうか♪
今回の記事では、イギリスの大学が行った研究を元に猫ちゃんが飼い主に与える”幸せ”についての影響をご紹介していきます。
研究結果
イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究チームによると、猫ちゃんの飼育は年間約7万ポンド(現時点でのレートを使った場合、日本円で約1,300万円分)の価値があることがわかりました。
猫ちゃんと暮らしていると超高収入の方と同レベルの生活満足度が得られるかもしれないということなんです!
この研究だと、結婚したときの幸福度も年収で換算すると約7万ポンド(1,300万円相当)と言われています。
つまり、猫ちゃんと暮らすことは結婚をするのと同じくらいあなたの心を豊かにしてくれるかもしれないということなんです!!
しかし、なぜそんなに高い価値になるのでしょうか?
調査では約2,500世帯を対象に分析を行いました。
具体的には、年収・結婚・友人関係・健康状態など人生を豊かにするさまざまな要素がどれだけ幸福度に影響しているかをデータで解析するという内容です。
この研究では操作変数法を使って調査を行いました。
例えば「もともと幸せで余裕がある人が猫を飼っている」などというような因果関係も研究結果に左右される可能性があります。
そのため、他の要因をできるだけ取り除き、猫ちゃん自体による幸福度正確に見極めるための操作変数法が分析に用いられました。
その結果、猫ちゃんと暮らすことが生活満足度の向上につがっていることが証明できました。
猫ちゃんはただ可愛いだけではなく、経済学的な視点からも私たちの生活の満足度を劇的に高めてくれる存在なんです♫
まさに、猫ちゃんは”幸せを運ぶ家族の一員”です。
さまざまな効果
本当に約1,300万円分の価値があるの?と思った方も多いのではないでしょうか。
ここからは、実際にどのような効果が期待できるのかを具体的にご紹介していきます。
癒しの効果
猫ちゃんと一緒に暮らしていると、なんとなく気持ちが落ち着いたり、イライラが和らいだと感じたことはありませんか?
実はそれには理由があります。
オキシトシン効果
私たちが猫ちゃんに触れたり、そばにいるだけで体の中ではオキシトシンというホルモンが分泌されます。
このオキシトシンは幸せホルモン(愛情ホルモン)とも呼ばれ、心の緊張をほぐしたり、痛みを感じにくくするなどの癒やしの効果があります。
さらに、面白いことにオキシトシンは人間だけでなく、猫ちゃんの方にも分泌されていることが研究でわかっています。
つまり、私たちが猫ちゃんを撫でると猫ちゃんも幸せを感じ、お互いに癒し合うことができる最高の関係性があるということになります。
セロトニン効果
また、猫ちゃんがリラックスしているときに喉を鳴らすゴロゴロ音にも癒やし効果があります。
このゴロゴロ音は、およそ25ヘルツという低周波で副交換神経が刺激され、心身をリラックスさせる作用があると言われています。
ゴロゴロ音を聞いていると、脳内ではセロトニンというホルモンの分泌も促進されます。
セロトニンは心の安定を助ける神経伝達物質の1つで、ストレスを和らげて気持ちを前向きにしてくれる働きがあります。
また、考えがまとまらないときなどもセロトニンが脳の働きを整えてくれるため、集中力が高まり思考がスムーズになる効果も期待できます。
このように、猫ちゃんには私たちの脳と心を整える癒やし効果があります。
猫ちゃんは心と体のバランスを整えてくれる小さなセラピストです♬
身体的な効果
猫ちゃんは飼い主の心と体にも良い影響を与えてくれます。
免疫力アップ
猫ちゃんと一緒に暮らしていると思わず笑ってしまうような瞬間がたくさんありませんか?
例えば、床でクネクネと奇妙なダンスを踊ってみたり、勢いよくジャンプしたのに着地に失敗してずるっと滑り落ちてしまったり…
猫ちゃんのちょっとドジでおっちょこちょい、でも可愛らしい仕草に思わずクスッと笑ってしまうという人は多いのではないでしょうか♩
医学的にも笑うことでストレスホルモンが減り、免疫力が高まることが明らかになっています。
笑顔になると脳への血流が促され、血管が柔らかくなって動脈硬化や脳梗塞といった病気の予防にもつながるとされています。
健康寿命アップ
猫ちゃんを飼うことは精神的な癒しだけでなく、実際の健康寿命にも関係しているという研究結果もあります。
1980年にアメリカの心理学者エリカ・フリードマン氏が行った調査では、狭心症や心筋梗塞などの重い心臓病で入院した患者を対象に退院後の1年間の生存率を調べました。
その結果、ペットを飼っていた人の生存率は飼っていなかった人の4倍以上という驚くべき結果が出たのです!
もちろん、猫ちゃんが直接病気を直すわけではありませんが、猫ちゃんと暮らすことで心が落ち着き毎日にメリハリができることや、「猫ちゃんのために頑張ろう」と前向きな気持ちになれることが体の回復や健康維持につながっているのかもしれません。
家族への効果
家庭円満効果
猫ちゃんと暮らすことで家族との接し方やコミュニケーションも変わってきます。
家の中に猫ちゃんがいるだけで家族同士の会話が自然と増える家庭も多いのではないでしょうか?
「今日のあの子ちょっと変な寝方してたよ」など、何気ない一言がきっかけで気がつけば家族みんなが笑っている。
そんな光景は猫ちゃんがいる家庭では決して珍しいことではありません。
子どもの成長
猫ちゃんとの暮らしは子どもたちの成長にも大きな影響を与えます。
小さくて自分では何もできない猫ちゃんと接することで、子どもは自然と思いやりや優しさを学んでいきます。
猫ちゃんの体調を気にかけたりご飯やトイレの世話を手伝ったりすることで、誰かのために行動するという経験が積み重なっていくのです。
これは、子どもにとって貴重な責任感の芽えでもあります。
そして、猫ちゃんと遊んだり悲しいときに寄り添ってもらったりする時間は、かけがえのない思い出として子どもの記憶に残ります。
また、猫ちゃんが精神的な支えとなります。
やがて猫ちゃんとお別れのときが来たとき、その悲しみは命の尊さといった人生おいて大切なことを学ぶ機会となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫ちゃんと暮らすといっても、毎日特別なことが起きるわけではありませんが、私たちの日常や人生にたくさんの贈り物を届けてくれます。
猫ちゃんと暮らしていて幸せを感じたエピソードなどがあれば、ぜひ動画のコメント欄にお願いします♫
最後までお読みいただきありがとうございました!