現在10匹の猫ちゃんと暮らしている、元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。
今回の記事は、猫の寂しいサインについてです。
自由きままに生きているように見える猫ちゃんですが、実は寂しがり屋な一面もあるんです。
飼い主さんの気づかないうちに、寂しさからストレスが溜まっている・・・なんてこともあるかもしれません。
今回は、猫ちゃんの仕草や行動から寂しさを読み取る方法についてです。
ぜひ最後までお読みください♪
猫は寂しさを感じる?
集団行動する犬と比較して、猫は単独行動する動物です。
そのため、昔から留守番に強いと言われています。
しかし、環境が変わることを好まず、日常生活に変化があると不安になりやすい性質もあります。
日頃から飼い主さんに可愛がられていたり、賑やかな家族との生活に慣れている猫は、飼い主さんと離れて1匹になると退屈や不安を感じストレスが溜まることがあります。
1.大きな声で長く鳴く
猫が寂しいときに見せる行動の1つ目は、”大きな声で長く鳴く”です。
大人の猫ちゃんが鳴くのは人間に対してのみと言われています。
まるで母猫を探すかのように、大きく長めの鳴き声で鳴くときは寂しくて飼い主を探し回っているときです。
猫ちゃんを家に迎えてすぐのときは、今まで住んでいた場所と環境が変わったり、家族猫などと一緒にいた場合は、突然1匹になり寂しさが募ってこのように鳴くことがあります。
2.ストーカー猫になる
寂しがりで甘えん坊の猫ちゃんは”ストーカー猫”になることもあります。
飼い主さんの後をついて回ったり、トイレやお風呂の出待ちをする場合も・・・!
猫ちゃんがついてくる行動はとっても可愛い行動なのですが、足元に絡まれると蹴飛ばしてしまいそうで困ることもあります。
我が家には10匹の猫ちゃんがいるので、常に数匹の猫ちゃんがつきまとっている状態です。
猫ちゃんが飼い主さんの後をついてくる行動はよくあることなので、いつもと違うタイミングでつきまとってきたり、鳴きながら近寄ってきたときには寂しいサインだと思ってその子を中心に構うようにしています♪
3.飼い主の邪魔をする
飼い主さんがテレワークてお仕事をしているときなどにパソコンの上に乗ったりすることはありませんか??
普段は遠くにいるのに顔の前に立ったり、わざと飼い主さんを横切ったりするなど、猫ちゃんが飼い主さんの行動を邪魔してくる場合は自分に注目して欲しいと思っているときです。
4.イタズラをする
猫ちゃんが寂しいと感じていると、飼い主さんの気を引きたくて物を落としたり、わざと爪を立てはいけない場所をガリガリしたり・・・最悪の場合、粗相をしてしまうこともあります。
たとえ叱られても、飼い主さんが自分に関心を寄せてくれたことが嬉しくなってしまい、わざとイタズラをしてしまうのです。
5.しつこくスリスリやフミフミをする
猫が寂しさを感じるとスリスリが増えるという研究結果が出ているそうです!
例えば、いつもよりお留守番の時間が長かったときなど、飼い主さんへのスリスリが長くなるときは「会いたかったよ」「寂しかったよ」と飼い主さんに言ってくれているのかもしれません。
また、寂しさを感じて子猫時代の甘えたいモードが発動しフミフミをすることもあります。
スキンシップが苦手な猫ちゃんは飼い主さんから見える少し離れた位置でフミフミをしていることもあります。
普段からスリスリやフミフミをする猫ちゃんもいるのでわかりづらいですが、寂しいときに見せる行動の一つです。
寂しさを感じているときの対処法
家に来たばかりの猫ちゃんが寂しくて鳴く場合
かわいそうでたくさん構ってしまいたくなる気持ちはわかりますが、必要以上に構うと癖になってしまいます。
かわいそうに思っても、ある程度放っておくのが正解です。
しばらくすれば環境にも慣れて鳴かなくなるでしょう。
一人で留守番する場合
仕事や学校など、1人で留守番しなければならないこともあるかと思います。
そのようなときは、1人で遊べるおもちゃやキャットタワーなど、猫が1人遊びをできるような道具を揃えてあげてください。
家に帰ってきたら・・・
帰宅後は猫ちゃんの名前を呼んであげて、10分程度でも良いので思いきり遊んであげましょう♬
積極的にコミュニケーションを取ることで猫ちゃんのストレスや不安が解消されます。
寂しいときと寒いときの行動は似ている?
寂しい行動と思った行動でも、猫ちゃんが寒いときにとる行動の可能性もあります。
飼い主さんにストーカーする行動では、普段はくっついてこない猫ちゃんが、横にピトっとくっついてくる場合、寒いと感じている場合が多いです。
また、飼い主さんの邪魔をする行動も、猫ちゃんは暖を取ろうという目的で、仕事中の飼い主さんの膝の上に乗ってくることもあります。
猫ちゃんの行動に対して、そのときどんな気持ちなのか読み取れるようになるのも飼い主さんの役目ですね♫
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫は犬などと比べて感情が分かりにくい動物なので、寂しさを読み取りにくいと言われています。
猫ちゃんの行動を注意して観察し、少しの変化を見逃さないようにしましょう。
あなたがやっている猫ちゃんの寂しさ対策があればぜひコメントなどで教えてください♩
最後までお読みいただきありがとうございました!