【お膝猫】乗ってくれる人と乗らない人の決定的な違いとは?!

コミュニケーション

元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。

このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。

あなたの猫ちゃんは膝に乗ってきますか?
膝に乗ってリラックスしてくれているときの猫ちゃんのぬくもりは確別ですよね😻

一方で、全然膝に来てくれない猫ちゃんもいます。
同じ家族の中でも、膝に乗ってくる人に違いが出る場合があります。
そこで今回は、猫ちゃんが膝に乗る人と乗らない人の違いをご説明していきます♫

乗ってくれる人の特徴

居心地がいい

猫ちゃんは毛布やクッションなどのフワフワして身体を預けられる場所を好みます。
猫ちゃんが膝乗りするために選ぶ膝は居心地が良く、ここは安心して休めると感じるかどうかです。

膝の上も同じで、骨ばっていたり硬い感触よりも、程よく柔らかくて沈み込みすぎない膝を好む傾向にあるのです。
さらに、猫ちゃんにとって重要なのは”安心して寝返りが打てるかどうか”
膝のスペースが十分にあれば、丸くなったり体を伸ばしたりと姿勢を変えやすくリラックスしたまま長時間過ごせます。
逆に、狭く窮屈な膝ではすぐに降りてしまうことも少なくありません。

温かさも大きな魅力の一つです。
特にお風呂上がりや体温が高めの人の膝は天然の湯たんぽのような心地よさがあり、冷えやすい猫ちゃんにとって理想の寝床となります。

あまり動かない

猫ちゃんが膝の上に乗るときに重視するのは安定感です。
動かずに受け止めてくれることで自分の寝床が安全だと判断し、リラックスして長時間過ごすことができるのです。

膝の上で丸くなって眠る行動は猫ちゃんが最大限に心を許している証拠です。
飼い主がじっとしている時間は信頼を深める大切なひとときです。

反対に、座っていても頻繁に動いたり、すぐに立ち上がってしまう人は落ち着けない場所と見なされ嫌がられてしまいます
しかし、ずっと同じ体制でいるのは足がしびれたり家事ができなかったりと難しいときもありますよね。
そんなときは無理に抱き上げて下ろすのではなく、少しずつ体勢をずらし、自然に滑り降りるように誘導するとスムーズです。
また、おもちゃで気を引いて移動してもらう方法も有効です。
猫ちゃんの意思で動いたと思わせると不満を残さずに済みます♬

大きな声を出さない

猫ちゃんが膝に乗る相手を選ぶときに、意外と大きな影響を与えるのが”声の大きさ”です。

猫ちゃんは聴覚が非常に優れており、わずかな物音にも敏感に反応します。
そのため、大きな声や突然の笑い声、賑やかな話し方をする人の膝は猫ちゃんにとって落ち着ける場所とは感じられません。

逆に、穏やかな声でゆっくり話す人やスマホやテレビに集中していて声をほとんど出さない人は静かで安心できる存在として選ばれやすいのです。
膝に乗る行動は猫ちゃんにとって休息のサインでもあります。
眠りたいときに騒がしい環境では安らげないため、できるだけ穏やかな環境を好むのです。

また、猫ちゃんは声だけでなく音の出方も敏感に感じ取ります。
例えば、くしゃみや急な笑い声でもびっくりして警戒することがあります。
反対に、声のトーンが柔らかく声量に波がない人には自然と心を開いていきます。

膝に来て欲しい場合は、普段から声のボリュームを少し下げ、ゆったりとした話し方を心がけてみましょう。
たったそれだけで猫ちゃんにとっての安心感は大きく変わります。
猫ちゃんが静かな環境を選ぶのは決して気まぐれではなく、安心して休みたいという本能に基づいた選択なのです。

お世話をしてくれる

猫ちゃんが膝に乗る相手を選ぶとき、普段どれだけお世話をしてくれているかは大きな判断材料になります。
毎日ご飯やおやつを用意してくれる人、トイレ掃除やブラッシングを欠かさない人は猫ちゃんにとって安心して身を任せられる存在です。
猫ちゃんは周りをよく観察しており、誰が自分を大切にしてくれるのかを敏感に見抜きます

膝に乗るという行動は、そのような信頼の延長線上にあるのです。
膝は猫ちゃんにとって距離感ゼロの密着空間で、「この人なら近くにいても大丈夫」という強い信頼の証拠です。

さらに、猫ちゃんが膝に乗るのは単なる甘えではなく、「いつもありがとう」「これからもよろしくね」という感謝のメッセージでもあります。

実際に、家族の中で一番お世話をしている人の膝に猫ちゃんがよく集まるという例は多く、これは偶然ではなく、信頼関係の結果だと言えるでしょう。
日々のお世話が積み重なることで、ねこちゃんは膝の上を選んでくれるのです😽

甘えさせてくれる

膝の上に乗った途端、喉をゴロゴロ鳴らしたり、身体をすり寄せたり、頭をコツンとぶつけてきたりする行動は猫ちゃんが甘えたいと感じているサインです。
そして、その甘えたい気持ちを受け止めてくれる人を猫ちゃんはしっかり選んでいます。

  • 撫でて欲しいときに答えてくれる。
  • 抱っこを嫌がらない。
  • そっと見守ってくれる。

このように猫ちゃんに寄り添う態度を続けていると、「この人は自分を受け入れてくれる」と確信して安心できる場所=膝の上ということを認識します。

逆に構いすぎたり、無理に抱き上げると信頼が揺いでしまうこともあります。
大切なのは猫ちゃんの気分を尊重し、甘えたいときに甘えさせてあげること。
このようなやり取りの積み重ねが、膝の上を特別な甘えられる場所へと変えていきます。

乗らない人の特徴

落ち着きがない

猫ちゃんは安心できる場所を見つけると、長時間そこに留まり続けることもあります。
ところが、せっかく膝に乗ってもすぐに立ち上がられてしまうと落ち着ける場所ではないと学習してしまうのです。

どうしても家事や作業で立ち上がらざるを得ないこともありますが、猫ちゃんが膝に来てくれたときには少なくとも数分間はそのまま受け止めてあげると良いでしょう。
短時間でも猫ちゃんにとっては十分満足でき、「ここは安心できる場所だ」と感じるきっかけになります。

また、飼い主が立ち上がる際には、おもちゃで気を引いて自然に降りてもらうと猫ちゃんが不快な思いをせずに済むのでおススメです♬

ちょっかいを出される

膝の上で丸くなって眠ろうとしている猫ちゃんは安心して休める場所を求めています。
しかし、飼い主が可愛さや嬉しさのあまり、撫で回したり抱き上げたりするとその心地よさは一瞬で壊れてしまいます。
猫ちゃんにとって膝は安らぎの寝床であるべきなのに、そこが落ち着けない場所と認識されてしまうと次第に近づかなくなるのです。

もちろん、タイミングによっては撫でて欲しくて膝に来る猫ちゃんもいますが、それはあくまで猫ちゃん自身のペースで甘えたいと思ったときだけです。
飼い主が一方的に構いすぎると信頼関係に溝ができてしまいます。

大切なのは猫ちゃんの様子をよく観察することです。
喉をゴロゴロ鳴らしながら体をすり寄せてきたり、飼い主の手に頭をぶつけてきたりするのは触ってOKのサイン。

逆に、眠そうに目を閉じているときや無防備に横になっているときはそっとしておくことが一番の思いやりです。
つまり、猫ちゃんのペースを尊重することが膝を安心の場所として維持するために欠かせないポイントなのです。

賑やかすぎる

猫ちゃんは本来、静かで落ち着いた環境を好む動物です。
突然の大声や大きな笑い声、ドタバタとした動作は猫ちゃんにとって大きなストレスになります。
特に膝の上は猫ちゃんにとって安心して眠るための場所であるため、予測不能な声や動きがある相手の膝は、警戒すべき場所として判断されてしまうのです。
そのため、声が大きい人動作の激しい人は猫ちゃんから自然と距離を置かれがちです。

反対に、穏やかで静かに過ごす人の膝は安全な寝床として選ばれやすくなります。
猫ちゃんは人間の声の大きさやトーン、さらには身体の動かし方まで敏感に感じ取っています。
特に小さな子どもを苦手とする猫ちゃんが多いのも、このような予測不能な行動に対する警戒心からです。
日頃から少し声のボリュームを落とし、ゆっくりとした動きを心がけると良いでしょう。

匂いが苦手

猫ちゃんは人間の数万倍とも言われる鋭い嗅覚を持ち、私たちが気づかないようなわずかな匂いにも敏感に反応します。

そのため、飼い主に悪気がなくても柔軟剤や香水、消臭スプレー、芳香剤の香りが猫ちゃんにとっては不快に感じられることがあります。
特に強い人工的な香りは、縄張り意識の強い猫ちゃんにとって異質な匂いとなり落ち着けない原因になってしまいます。

また、外出から帰ってきた直後に膝に乗らないケースもよくあります。
これは、外の動物や環境の匂いが飼い主の身体や服についていて、猫ちゃんにとって知らない匂いとして警戒心を抱かせているためです。

膝に乗って欲しいならできるだけ無臭に近い状態で過ごすことが大切です。
外から帰ったら部屋着に着替え、猫ちゃんにとって馴染みのある家の匂いをまとってあげると安心して近づいてきます。

人間にとって心地よい香りが必ずしも猫ちゃんにとって快適とは限りません。
猫ちゃんが安心できる自然な状態で接することが選んでもらえる大切なポイントなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、猫が膝の上に乗る人と乗らない人の違いについてご説明しました。

猫ちゃんとの関わり方に役立つ項目はあったでしょうか🐱?
お家の猫ちゃんが膝乗り猫になりますように…✨

最後までお読みいただきありがとうございました!

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