【SOS】猫のストレスサイン5つ&予防法

猫の気持ち

皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。

このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。

レオ
レオ

猫は自由に行動するのが大好きニャ♪

ロビン
ロビン

言い換えると猫はストレスに影響を受けやすい生き物ニャ・・・

今回の記事は、猫のストレスサインについてです。
猫は気分屋なので、些細なことでもストレスを感じやすいです。
一方で重篤な病気が隠れていることもあるため、猫の病気への正しい理解が大切です。
猫と暮らす上で、しっかり猫のストレスについて理解してあげるようにしましょう♪

家で飼うとストレスになる?!

自由に行動するのが大好きな猫ちゃんは、家で飼うとストレスになると誤解されることがありますが、
室内飼いの猫の方が外飼い猫よりも寿命が長いとも言われています。

ストレスの症状5つ

過度な毛繕い

猫の毛づくろいには気持ちをリラックスさせるという効果があります。
必要以上に体を舐めているようであれば、何かしらにストレスを感じていて気持ちを落ち着かせようとしている場合があります。

毛が抜けてしまうほど毛繕いをしていたり、自分の皮膚や尻尾を噛んでいる場合は猫に異変が起きていると思って間違いないと思います。
しかし、皮膚病アレルギーの可能性もあるため普段からよく観察しておきましょう。

粗相する

猫は基本的に決まった場所でトイレをすることができます。
しかし、ストレスが溜まっているとトイレ以外の場所で粗相をしてしまうことがあります。

ごはんを食べない(残す)

猫はストレスが溜まると人間と同じように食が細くなることがあります。
ご飯に飽きている可能性も考えられますが、チュールをかけたり工夫してもご飯をいつもより残してしまう場合はストレスの可能性が高いです。

夜中に鳴いたり走ったりしてしまう

猫ちゃんが夜中に急に走り回るのはストレスのサインと言われています。
また、運動不足のときなど走り回ったり鳴いたりしてストレスのサインを出していることがあります。

隠れたまま出てこない

警戒心の強い猫にとって、環境の変化や知らない人や動物に対して警戒してストレスを感じることがあります。
見えないところに隠れてしまい、トイレすらも出てこないこともあります。

普段いない場所にこもって出てこないときなどは、病気の場合もあります。
いずれにせよ、飼い主の呼びかけにも反応せずに怯えているようであれば要注意です。

ストレスの原因6つ

環境の変化

何よりも猫にストレスを与えやすいのが環境の変化です。

猫はもともと行動範囲が決まっており、自分のテリトリーがあります。
そのため新しい環境へ飛び込むことが少なく、環境の変化にも敏感に感じてしまうという特徴があります。

また、人間が思う環境の変化と猫の感じる変化には差があるので注意が必要です。
例えば、近所の工事現場の音や留守番の時間がいつもより長い日なども猫にとっては環境の変化です。
環境変化を感じると、自分のテリトリーから強制的に追い出されたような状態になり、ストレスを感じてしまいます。

普段と異なる自然現象

猫は本能的に自然災害に危険を感じやすいため、大きな音や振動にも猫は警戒します。
基本的に大きな音などは一時的なものが多いので大きなストレスにはなりにくいですが、何度も繰り返されるとストレスになってしまいます。

季節の変わり目には気温の差が猫にとってストレスになります。
春や秋は1週間で10℃以上の気温差が出ることもあります。
特に猫は寒さに弱く、朝晩が冷え込む時期や暖房を切り始める時期は、寒さからストレスを感じる猫も多いので注意が必要です。

テリトリーに入ってくる

多頭飼いや他の動物も飼育している場合は同居動物との相性も重要です。
いきなり自分のテリトリーに知らない動物が入ってくると警戒して猫のストレスになります。
同居動物との対面は慎重に行い、始めは同じ部屋に一緒にするのはやめておいた方が良いでしょう。

また、来客に対しても自分のテリトリーを犯す存在だと感じてしまいます
長時間自分のテリトリーを犯す来客に対しては非常にストレスを感じ、食事やトイレも我慢して出てこなくなることもあります。

トイレの臭い・汚れ

綺麗好きな猫にとって、トイレが汚かったり匂いがきつかったりすると気持ち良くトイレができず、ストレスになります。
また、環境の変化が苦手な猫にとって、急に猫砂が変わるのもストレスの原因になったりします。
トイレにストレスを感じることで、粗相をしたり膀胱炎になることがあります。

運動不足

室内飼いの猫は運動不足になりやすいです。
猫は運動をすることが好きな動物なので、運動不足はストレスの要因になります。

飼い主の接し方

猫をしつける際に怒鳴ってしつけようとしても全く意味がありません。
大きな音に敏感な猫は、怒鳴る人間に対して怯えたりして猫のストレスになってしまいます。

また、猫に構いすぎるのも良くありません。
猫は気分屋な動物なので、四六時中ベタベタされたり、いきなり体を触られることを嫌がります。
人間の欲求のままに猫に接するのは、ストレスになるので注意しましょう。

飼い主ができることつ

環境づくり

引っ越しの注意点

猫が影響を受けやすい”引っ越し”については、過度にストレスを与えてしまうのでしないようにしましょう。・・・、と言いたいところですが、どうしても引っ越しをしなければならない方もいらっしゃると思います。

そのような場合、引っ越し先でも猫が落ち着いて過ごせるパーソナルスペースを作ってあげましょう。
安心できるような狭いところやケージに入れてあげたり、今まで使っていた匂い付きのタオルやベッドを置いてあげると安心してくれることが多いです。

いきなり環境を変えるのではなく徐々に慣らしてあげるようにしましょう。

テリトリーの注意点

来客や自分以外の動物に関しては、いきなり自分のテリトリーに入ってくるとストレスを感じてしまいます。

あらかじめ、猫は別の部屋に移動させて同じ部屋にいきなり一緒にしないようにしましょう。

トイレの注意点

トイレに関しては、できる限り糞尿は放置せずにこまめに掃除をして清潔を保ちましょう。

運動不足の対処法

運動不足解消のためにも上下運動のできるキャットタワーを用意するのがおススメです♫
また、おもちゃなどで遊んであげることで、猫とのコミュニケーションを取りながら運動不足を解消してあげるのも良いでしょう。

人間の接し方

適度なコミュニケーションが重要です。
構いすぎはストレスになりますが、猫が構まってほしいときなどの適度なスキンシップに関しては猫のストレス解消に繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
大好きな猫ちゃんに長生きしてほしいですし、ストレスなく快適に過ごしてほしいですね。
ストレスの原因を少なくしていき、猫の快適な暮らしをサポートしてあげましょう!

お家で取り組んでいる猫の対策などがありましたら、ぜひコメントなどでも教えてください♬
最後までお読みいただきありがとうございました!

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