皆さんこんにちは!
元・猫カフェオーナーによる猫のお世話チャンネルです。
このブログでは、猫を飼ってみたい方や飼い始めたばかりの方に向けて、
猫カフェが実際に行っているお世話の方法や使っているものをご紹介するブログです。
以前の記事では、猫のお世話には欠かせない”爪切り”についてご紹介しました。
今回は、家がボロボロにならないための”爪とぎ”対策についてのご紹介です。
爪とぎはやめられないニャ・・・でも家がボロボロは嫌だニャン・・・
飼い主に猫の気持ちを理解してもらえれば、ある程度対策はできるニャン♪
猫が壁や家具で爪とぎする理由
爪とぎは猫にとって本能的な行動です。
爪のケアや気分転換やストレス解消、マーキング、飼い主へのアピールなどいくつか理由があります。
猫が爪とぎをしたくなるポイント
①安定感がある。
②適度な抵抗感がある。
③高さ(大きさ)がある。
上記の項目は爪とぎをしたくなくなるポイントです。
反対に、
①不安定 ②抵抗感がない ③高さ(大きさ)が小さい
ものは爪とぎをしたくなるポイントだと言えます。
用意した爪とぎを使ってくれない理由
せっかく爪とぎを用意しても使ってくれない場合があります。
猫は気分屋な性格だニャ。爪とぎのしつけをするのは特に難しいニャ・・・
用意した爪とぎに満足していない
①壁や柱で爪とぎする場合
壁や家具で爪とぎする子は、伸びをしながら爪とぎをするのが好きなのかもしれません。
その場合は、壁や柱に似た素材で同じくらいの高さの爪とぎを用意してあげましょう。
②床やカーペットで爪とぎする場合
床やカーペットで爪とぎする子は、床に固定するタイプが良いでしょう。
また、床置きで猫が乗ることもできる大きさがあるタイプの爪とぎをおススメします。
猫の体重で安定し、比較的好みやすいです。
爪とぎの数が多すぎる
家の中で爪とぎをしてほしくないから・・・と、爪とぎを大量に置いたりしていないかニャ?
爪とぎを置きすぎると、家じゅうで爪を研いで良いと勘違いしている可能性があります。
爪とぎの好みがわからない場合は・・・?
好みがわからない場合はたて置きタイプと床置きタイプの両方を1つずつ用意するのがおススメです!
猫の爪とぎ対策
爪とぎをしてしまう場所に設置
”猫が爪とぎをしてしまう場所に爪とぎを置く”のも一つの手です。
猫の行動をよく観察してくれニャン
爪とぎを使ってもらう工夫
マタタビ
爪とぎにマタタビを散布することで一定の効果が見られることもあります。
爪とぎの場所で遊んであげる
爪とぎのある場所でおもちゃで遊んであげたりして、爪とぎに慣らしてあげると良いでしょう。
環境を変える
例)布ソファー➡ポリエステルやナイロンのカバーに変更
例)カーテンをサラサラ素材やツルツル素材に変更
例)壁にもツルツルの爪とぎ防止シートを張る。
例)猫の嫌う臭いのスプレーを散布する。
※散布しすぎるとストレスになる場合もあるので注意が必要
上記の例は、いずれも
猫が爪とぎをしたくなくなるポイントである
①不安定 ②抵抗感がない ③高さ(大きさ)が小さい
に当てはまっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は猫の爪とぎ対策についてご紹介させていただきました。
一番重要なのは爪とぎが猫に合っているかどうかです。
猫の体の大きさや好みを知り、爪とぎを用意してあげる事が大切です。
お家の家具や壁を守るためにも、猫ちゃんにストレスを与えることなく対策できると良いですね♪
ご家庭で爪とぎについて何か工夫やしつけをしていることがあれば教えてくれニャン♬
また、わからないことやご質問がある方もコメント欄に書いていただければお答えします。
最後までお読みいただきありがとうございました!